読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年夏の甲子園1回戦の各ドラフト候補を振り返る③ 天理高校~東海大菅生まで

【 天理高校 】神野 太樹(2017)

 

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 今大会2HRの強打の外野手。1本目は高めに抜けた甘い変化球をセンター方向に放り込み、2打席目では高め外角のボール球を力ずくでホームランにし、3打席目も泳がされながらもレフト深くのフライになるなど、そのパワーを披露していました。

 神野選手の魅力はそれだけの打力がありながらライトが守れるという点にもあります。ただ走りながらのキャッチで聊か目測を誤って危ない撮り方もあったため、守備が上手いというタイプではないようです。これで身長が180センチ前後あれば上位候補にも食い込めそうですが、172センチと小柄なことをどう評価するかになります。

 

【 二松学舎大付 】市川 睦(2017)・永井 敦士(2017)

市川 睦選手(2017) 投手

 

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 ストレートは130キロ台ながらも力があり、変化球は非常に落差のあるスライダー・カーブ、そして空振りを取れるチェンジアップが武器。打者としても低めの変化球を掬い上げてセンターフェンス直撃の三塁打を打つなど4打数4安打と投打ともにアピール。恵体ながらスピードで攻めるタイプでないため、プロ入りしてもっと体が大きくなれば楽しみな選手になるかもしれません。

 

永井 敦士選手(2017) ライト

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 4番を任せられながら足が早い俊足長打型外野手。5打数4安打1四球と見事な結果を残しました。今回はチーム全体でヒットを量産していたため、エース選手相手の内容と引っ張りの打撃、守備機会があるかどうかを今後注目していきたいと思います。

 

【 明桜 】山口 航輝(2018)

山口 航輝選手(2018) 投手/外野手

 

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 投打の二刀流選手として注目されながらも地方予選決勝で肩を痛め、今回は野手出場のみとなりました。打撃も注目株に上がるほどのものは見えず、怪我の影響もあるでしょうがいまのところ上位候補とまではいえないものでした。

 

【 東海大菅生 】松本 健吾(2017)

 松本 健吾選手(2017) 投手

 

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 今季の東海大のエースとして注目していましたが、平均球速は130後半。制球もいいとは言えず変化球も決まるものもあれば、投げた瞬間見逃されたりすっぽぬけるものも多く、褒められた内容のものではありませんでした。

 打撃についても期待できるような雰囲気もなく、このまま進学してそこで指名を狙うような選手にみえました。少なくとも今回の内容では指名は厳しいと感じました。