読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年夏の甲子園1回戦の各ドラフト候補を振り返る① 盛岡大付~聖光学院まで

 それでは1回戦、盛岡大~聖光学院までのドラフト候補選手を振り返りたいと思います。予定としては1回戦は3回に分けて振り返る予定です。ちなみに選手の横に書いてある数字は指名解禁年になります。

 

盛岡大付平松 竜也(2017)・比嘉 賢伸(2017)


 平松 竜也選手(2017) 投手

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バッターボックスに立つと驚くほどの恵体が見て取れます。オーバースローから140前半のストレートとスライダーが武器。ストレートを見せスライダーでカウントを取るといった攻めをしており、オーバーだがスピードより制球といった感じでした。高卒としても未完成部分が多く、時間がかかる選手になると思います。


比嘉 賢伸選手(2017) ショート

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バットコントロールのよい中距離打者。振り抜く思い切りのよさと走塁に合わせた軽打を披露していました。十分指名候補に入る選手だと思います。

 

【 作新学院 】大関秀太郎(2017)・中島 淳(2017)・鈴木萌斗選手(2017)

大関 秀太郎選手(2017) 投手

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 制球で攻めるタイプの左腕。ただ球速・変化球のきれともに全体的に物足りなさがあり、進学して体をつけてからが本番といった印象です。


中島 淳選手(2017) サード

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守備はステップに固さがあり、打撃でも甘い球を見逃すなどいいところなしでした。指名順位を一つ落とすかもしれません。

鈴木 萌斗選手(2017) センター

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 膝付近の球に手を出すなど、打てるがゆえに変なコースにてを出してしまいアウトになるというものでした。本人もプロ志望は出さず大学進学を表明。センター守備が出来る高卒選手は少なかった故に残念なところです。

 

【 前橋育英 】皆川 喬涼(2017)・丸山  和郁(2017)
 

皆川 喬涼選手(2017) 投手

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 シュート回転するストレートが多く、ボールとなりカウントを悪くするため四球を量産。特に左打者はその傾向がありました。決まれば見逃しを奪えるだけに、今後に注目です


丸山  和郁選手(2017) ライト/投手

 

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 一番打者としてガンガン盗塁をしかけ、きっちりボールも見れるチャンスメーカーとして理想的な活躍でした。ただ内角に苦しいスイングをしており、パワー不足を感じました。小柄なこともあり、プロ入り後力負けするのではという懸念はあります。

 

【 明徳義塾 】西浦 颯大(2017)
西浦 颯大選手(2017) ライト

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予選から不調を引きずっており、今回も期待できない打席内容でした。身体能力の高さが見れる場面もなく、このまま引きずると指名順位を落とすかもしれません

 

【 木更津総合 】山下 輝(2017)・峯村 貴希(2017)

山下 輝選手(2017) 投手/ファースト

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 球速以上にパワーあるストレートと横のスライダーで左打者から三振を量産。打者よりも投手評価をするスカウトが多いでしょう。ただ右打者には痛打される場面が目立ちました。それとヒットゴロが多く、上手く打ち返される場面もありました。詰まらせる当たりを狙えるようになれば先発として目処が立つのではないでしょうか。

 

峯村 貴希選手(2017) ショート

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 なんというか、スイングが硬い。かつては上位候補といわれるも2年から伸び悩んでいるとは聞いていましたが、指名は厳しそうです。あっても6~8位辺りかもしれません。

 

【 日本航空石川 】 佐渡 裕次郎(2017)
 佐渡 裕次郎選手(2017) 投手

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 まとまったタイプの右先発。飛出したものはなくとも総合力で試合を作るタイプでした。進学・就職して経験を積んで指名を狙う流れだと予想します。

 

【 花咲徳栄 】西川 愛也(2017)・野村 佑希(2018)・清水 達也(2017)

 

西川 愛也選手(2017) レフト

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体の細さが目立ちますが、スイングの力強さはなかなかのものがあり、体が出来れば期待できる選手です。レフト守備に関しては足はあるが目測面は今後も注視していきます。


野村 佑希選手(2018) ファースト

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 ライナー性の打球を量産するタイプであり、まだまだスイングに荒さが目立ちました。2年生ということもあり、来年技術面の向上を期待です。


清水 達也選手(2017)   投手

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 何でそのフォームから147キロ出てるの?というようなフォーム。その分制球を犠牲にしているのか、抜け球を連発。今回調子が悪かっただけのか。それとも荒れ球で抑えるタイプなのか、今後確認していきます。

 

【 聖光学院 】 矢吹 栄希(2018)斎藤 郁也(2017)

 

 矢吹 栄希選手(2018) セカンド

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 スイングの早い中距離打者といった印象。守備の動きは悪くないですが、あまり肩は強くないようです。セカンドということもあり、よほどの進化がなければ1位指名になるほどには見えませんでした。


斎藤 郁也選手(2017) 投手

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 腕を振りぬく勢いのあるフォームが特徴。ただ右打者へのストレートの抜け球が多く四死球を連発していました。落差の大きいスライダー、ストレートと同じ腕の振りのチェンジアップで空振りを取っていたので、後半はスライダー主体で打ち取っていました。

 

 以上、1回戦振り返り①を終わります。結局のところ、分けても結構な重労働になってます。ハハハ・・・・