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読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

巨人・長野選手に代わる野手を今後どうするべきか、5つの解決策を考える

 

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 5月1日時点で長野選手の1軍打撃成績は(68-11)打率.177死四球5長打率.194出塁率.235と見る影もありません。

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 長野選手は最終的に.280に戻すから問題ない!という声もありますが、明らかに攻守に精彩を欠いているのは明らか。14~15年の怪我を抱えながらの強行出場で一気に選手としての衰えが加速してしまったようで、選手としてのピークは過ぎてしまったといってもいいでしゅ。

 特に守備は負けに繋がるエラーを数多く起こしており、長野選手がスタメンに並んでいるだけでため息が出るファンの方もいるでしょう。

 かといって長野選手を押しのけるような若手もなかなか出てこない現状。これより長野選手問題をどうするべきかを以下の5点から考えたいと思います。

 解決案①:大卒・社会人野手をドラフトで獲得

 解決案②:打撃評価の高い外野手は高卒で獲得。それまでは既存選手で凌ぐ

 解決案③:①と②の両実施

 解決案④:強肩・打撃型選手のライトコンバート

 解決案⑤:FA補強

 

 

 【解決案①:大卒・社会人外野手をドラフトで獲得】

 真っ先に思いつくのが即戦力外野手をドラフトで獲得しよう!です。外野手は内野に比べ守備よりも打撃面が重視されるため、打撃での評価を残せば即1軍ということも夢ではありません。

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 それならば和製バレンティンと名高い慶応大・岩見選手や法政大・中山選手を獲得しよう!ということを唱える方もいるかもしれませんが、話はそう単純ではありません。

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 何が問題なのかというと、長野選手のポジションは「ライト」であるためです。そして上に挙げた2選手はともにレフト起用の多い選手。つまり守備ポジションがミスマッチしているのです。外野手は内野手に比べ守備が重視される割合は低いとは話しましたが、かといって守備軽視でいいわけではなく、外野守備のエラーは長打・失点に繋がる大事です。

 そのため打撃評価が高い選手を獲得しよう!というだけでなく、ライトがメイン起用である選手を取らなければならないのです。

 

 では肝心の大卒・社会人右翼選手の候補ですが、17年は打撃よりも身体能力・俊足巧打型が多くなっています。打撃成績については物足りない選手が多く、現状では即戦力といえる選手はおらず、打撃能力の高い右翼手は高卒にて大半が指名されてしまうため、ライトポジション即戦力というのは難しいところです。

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 社会人にいたってはENEOS・谷田・日通・北川選手こそあれど、指名にこぎつけるほどの成績は残せておらず、社会人野手を期待するのは厳しくなっています。

  即戦力として使うというよりは、我慢して使うといった起用法になるかもしれません。

 【解決案②:打撃評価の高い外野手は高卒で獲得。それまでは既存選手で凌ぐ】

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 中日・平田選手や広島・鈴木選手、SB・上林選手など、多くの球団で打撃評価の高い外野手は高卒で指名されています。打撃評価の高い外野手は多くが高卒段階で指名されてしまうため、やはり打撃のいい外野手は高卒で指名し育てていくのが確実でしょう。

 

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 この解決案の問題は、最低でも3~4年は結果が出るのに時間がかかるということです。そのため目の前の問題を解決する手段とはなりません。そのためどうしても現状戦力でやりくりしなければならなくなります。

 

 【解決案③:案①と②の両実施】

 それならば大卒外野手、高卒外野手両方を獲得し、大卒外野手を実戦起用しながら高卒外野手をじっくり育てていこう、というのがこの解決案③です。

f:id:okimono:20170504212405j:plain候補:立命館大・辰巳選手

 ただこの方針は1年同時にやるのは非常に厳しく、18年、19年のドラフト候補選手を見る限り18年が高卒中心、19年を大卒中心となります。

 この方針は上位枠の大半を外野手で使ってしまうため、その他ポジションの補強にも大きな影響を及ぼします。毎年補強が求められる投手・小林選手以外の選手が出てこない捕手、坂本選手以降の優れた若手が出てこない内野手など、全ポジションが補強対象である今の巨人ではなかなか厳しい方針といえます。

【解決案④:強肩・打撃型選手のライトコンバート

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 元投手のヤクルト・雄平選手や阪神・糸井選手。元内野手のDena・梶谷選手など、強肩が必要となるライトでは、強肩の他ポジションの選手がコンバートされスタメンを勝ち取る例も少なくありません。

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 東北福祉大・楠本選手。ミート力に定評があるが守備に課題あり。今季は外野手起用もされている

 今季のドラフトでも打撃評価の高い内野手の中には、守備に一定の課題があるため本来のポジションでの起用に時間がかかる選手がおります。そのような選手は指名順位も下がるため、下位で獲得しライトで起用しポジションを埋めるという方法もあります。

【解決案⑤:FA補強】

 こうなると存在感が増してくるのがFA選手の獲得。近年の巨人のFA戦略は成功とはいいがたい形が多いですが、それでも名乗りをあげる可能性はあるでしょう。

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 17年にFA権を取得する外野手については西武・秋山選手やオリックス・T岡田選手などがおりますが、この2名は16年に複数年契約を結んでおり、FA権行使の可能性は0となります。

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 ではその他の選手になりますが、ロッテ・岡田選手や阪神・俊介選手など長打タイプのライトを補強したい巨人の補強箇所にはなりません。そのため投手の補強はともかく、外野手についてのFA選手獲得の可能性は低いでしょう。