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読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

各ポジションの年齢・成績で見る2017・18年の巨人のドラフト戦略 先発投手編

 広島3連戦長野全スタメンなのを見て今季はBクラス前提で話を進めていこうと思いました。なーにが新化だよ。継投ガバガバすぎて笑えんわ。GMごとさよならだよ

 さて、過去に「巨人が獲得するべき2017年ドラフト候補選手について

という記事を書きましたが、それは各ポジションごとに大まかに触れた程度のものでした。

 今回は各ポジションごと年齢から、2017年・18年巨人がどのようなドラフト戦略をとるべきかを考えたいと思います。

 「成績はともかく年齢はそこまで重視されるものなの?その年の豊作ポジションや目玉選手を中心にドラフト戦略は組まれるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そんな方に下の動画5分辺りからを見ていただきたいと思います

 


完全密着!巨人ドラフト隠し玉1位決定の裏側(坂本勇人)

この動画は坂本選手がどのような経緯で1位指名されたのかを密着した動画。その中で各ポジションごとの平均年齢が挙げられ、特に主力選手が30代中心でありクリーンナップを打てる野手の獲得が急務とされました。このようにポジションごとの年齢・特に1軍主力選手の平均年齢というのはその年の補強方針に大きく影響します。

 そこで今回の記事では左腕先発・左腕中継ぎ・右腕先発・右腕中継ぎ・捕手・セカンド・ショート・サード・ライト・センター・レフトと各ポジションごとの年齢・成績を見ていきポジション最優先補強ポイントと17年・18年ドラフト戦略を考えたいと思います。

【2018年のドラフト選手の傾向とは】

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 2017年は素材型外野手・スラッガー内野手豊作・左腕大卒投手まあまあ豊作・他不作。今年はドラ1候補が少なく、全体的に不作年といわれています。

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 一方の2018年は「大卒投手左右問わず豊作、高卒野手に目玉選手複数。」となっており、代表的な選手としては17年春の選抜で大活躍した報徳学園・小園選手やスイングスピードが武器の早稲田実・野村選手。そして大阪桐蔭のフルスイングショート・根尾選手などがおります。

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 一方大卒投手では左腕なら国際武道大・伊藤選手や早稲田・小島選手。右腕ならば東海大・青島選手や日体大・松本選手など注目株が数多くおり、日本大学代表候補で現4年生より3年生の方が投手で数多く招集されている事実を踏まえても、18年の豊作具合が伺えます。


2016大学野球 日体大・松本航投手10奪三振快投 対九州産業大

 大まかな戦略としては17年に外野手複数、高卒捕手、中継ぎ整備。18年にクリーンナップを担える高卒野手。ローテを守れる大卒投手を確保となります。

 

 

【左腕先発の平均年齢・成績について】

 

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 現在巨人の左腕先発は以下のとおりとなります。ちなみに表か以下のように設定してあります。

①年齢は2017年時と設定。成績は2016年最終成績

②育成選手は2軍成績を掲載。3軍のみの場合は0とする。

③0となっている選手については年齢のみ平均に加え、成績部分には平均に含めない

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 こうみるとOpenofficeじゃなくMicrosotoffice導入しとけばよかったなあと感じますが、それはさてお支配下左腕先発は平均年齢27.8で防御率4.11。育成は平均年齢22となっています。

 それではこの表からわかる問題点を挙げたいと思います。

①1軍防御率が3点台を切っているのが田口選手のみ。

②平均イニング数が6回以下と先発としてイニングを消化できていない

③支配下左腕で20代が3名のみ

④2軍でも登板しているのは今村選手のみであり、世代交代の準備が出来ていない。

  この問題点から考えられる戦略については、

  

①1人は一軍ローテにすぐに入れるような選手の獲得が必要。

②2軍・3軍ローテが不足しているので、実績の少ない素材型大卒投手を2~3名下位で獲得し、3~4年後に1軍で投げられる状態にする

③育成で高卒・大卒投手をどちらか一名で獲得。先発・中継ぎどちらにも回せる選手として獲得

   

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 まず①に関しては17年ならばJR東日本・田嶋選手や亜細亜大・高橋選手。東大の宮台選手はことごとく炎上中。早稲田・大竹選手は行方不明と候補が減っているのが現状です。18年ならば国際武道大・伊藤選手や早稲田・小島選手が候補になります。何れの選手も上位指名候補であるため、取れるとすれば1人になるでしょう。 

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 では②について。ここでは中継ぎに回す可能性も含め2~3名は獲得したいところです。17年ならば国学院・宮内選手や残ってたら近畿大・岡田選手が候補となりえます。社会人左腕は17・18共に候補選手は少ないのが痛いところです。

 ③についてはぎりぎりにならないとわからない部分もあるため、ここでは割愛します。

 

【右腕先発の成績・平均年齢について】

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 では右腕先発について、以下の通りになります。

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 この表からわかる問題は以下の通りです。宮国選手は16年は中継ぎ起用だったので、イニング数が短いのはしょうがないか。

 ①30歳以下の若手でローテを担える実績を残しているのが菅野・高木 のみ。その二人も20代後半であるため、20代前半で1軍計算できる 先発が皆無。

 ②マイコラス・菅野選手がいながら左先発より平均イニング数が短い。 つまり先発として計算できる右腕が少ない。

 ③育成で先発候補が4人中外人枠2名のため支配化の計算がしにくい。

  右腕は毎年ドラフト上位候補が何名かいるのですが、それでいてこの状況というのは近年の巨人ドラフトのひどさを物語ってますね・・・特に桜井選手は17年も2軍で安定の炎上で防御率6点台。どうするのか

 では上の問題点を踏まえた17・18年のドラフト戦略を見ていきます

①大卒即戦力の獲得が最低でも2名は急務。内1名はエースクラス

②支配下で将来エースになる高卒を1名、下位で素材型を高卒で2名・大卒で1名は欲しい

③育成の先発候補が少ないため、高卒で2名、大卒で1名は欲しい

 

  

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 ①について、悲しいですが17年は中央大・鍬原選手や岡山商科大・近藤選手、日立・鈴木選手、東京ガス・石田選手選手こと名前に上がるものの、1位候補となるような即戦力右腕は今のところおりません。18年は中央大・石井選手や国学院・清水選手や日体大・松本選手や名城大・栗林選手など候補が上がっているため、18年で重点的に補強する方針となるでしょう。

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 ②については17年は1位候補になる高卒投手はおらず、18年はまだまだ情報不足です。下位でならば高卒は制球が武器の報徳学園・西垣選手や柔らかさの評価が高い熊本工・山口選手、八王子・米原選手が候補となります。

 ③についてなぜ高卒の方が人数が多いのかについてですが、先発というのはもともと育てるのに時間がかかる枠であり、育成であればなおさら時間がかかります。

 そもそも育成指名になりうるのは、何かしら大きな弱点を抱えているからであり、その弱点を改善するには長い時間を要します。時間がかかる枠を大卒で獲得してしまうとどうしても年齢という制約が大きな壁となってしまうため、体作りと技術付与に時間をかけられる高卒となります。

 反対に2~3年で出てきて欲しい中継ぎはある程度体が出来ている大卒・独立リーグ獲得がメインとなるわけです。

 

 想像以上に長くなってしまいました。次の中継ぎ編は最初の説明を省くため、もう少し短くなると思います。