読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

26日選抜を終えて 報徳学園ー前橋育英  福岡大大濠ー滋賀学園 の各ドラフト選手を振り返る

 今回振り返る選手は報徳学園より西垣投手、小園内野手前橋育英より丸山投手。福岡大大濠より三浦投手、古賀捕手。

 

第一試合【報徳学園4-0前橋育英

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 報徳学園先発は西垣投手。緩い縦のスライダーと常時130後半のストレートを武器とする右腕投手です。

 今回も安定の投球内容。スライダーでカウントを稼ぎ、ストレートをコーナーに投げ見逃し、狙いにくる相手には緩い変化のフォークで空振りをとっていました。西垣投手に関しては前回同様序盤から援護をもらっての展開だったため、僅差での投球内容も見たいところ。

 そして気になったところといえば、武器のスライダーですが、これが縦に変化するスライダーであるため滞空時間が長く、盗塁を決められていました。機動力野球をしてくる相手では武器のスライダーが制限される可能性があります。1点を争う僅差の場面で盗塁を仕掛けられる可能性が高い場合、スライダー以外でもカウントを取れる変化球が欲しいと思いました。

 

 

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 小園内野手は守備は安定しているのですがあまり肩は強くないのでしょうか、一塁へのスローイングが取りやすい高さのものが少なかったと感じました。打撃はスライダーを上手く引きつけてライト前に打っていたりと、長打こそなけれど打撃技術を見ることが出来ました。

 

 第二試合【福岡大大濠1ー1滋賀学園

 

 まさかの引き分け再試合。三浦投手200球近く投げてたけど再試合でもまた投げさせる方針らしい。秋から投げまくってるみたいなのでこれスカウト敬遠するかもしれません。消耗させすぎだ・・・

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 それで福岡大大濠より三浦投手ですが、150球越えた辺りでもストレートは走っていました。特にインコースへのストレートで詰まらせ、三振を奪うシーンはさすがの投球でした。握力がなくなってきたのかスライダーは甘い球が増えていましたが、インコースへのストレートが効いてか踏み込めずフライの山でした。スタミナもありそうなので、先発向きですね。

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 古賀捕手に関しては三浦投手以外でどのようなリードをするか見たいのですが、いかんせん三浦投手しか投げない・・・そのせいで打撃面とキャッチングくらいしか評価が出来ません。その打撃面も打ててはいるんですが、いかんせん単打が多く打線自体もちぐはぐです。11安打1得点とか巨人みてるみたい・・・