読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

25日選抜を終えて  大阪桐蔭ー宇部鴻城 履正社ー呉 盛岡大付ー智弁学園の各ドラフト選手を振り返る

24日金曜日の選抜はまさかの録画失敗。始めの4分で録画が終わってたので振り返りができません・・・野村・西浦見たかった・・・

 

それでは25日の各ドラフト候補選手を見ていきたいと思います。今回は振り返る選手は大阪桐蔭より山本ダンテ外野手、根尾内野手、徳山投手。そして宇部鴻城より嶋谷内野手

 第二試合の履正社からは安田内野手、竹田投手、若林外野手。第三試合は智弁学園の松本投手、太田内野手、福元外野手を振り返りたいと思います。

 

 第一試合【大阪桐蔭11-0宇部鴻城

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 大阪桐蔭の投手は高卒投手注目株の一人徳山投手。183センチ72キロの長身右腕になります。投球内容としては左打者に対しては内角へのストレートとスライダーで詰まらせ、右打者に対しては外角へのストレートと逃げるスライダーで三振を取るといったものでした。ただ外へのストレートについては球審の広さに助けられてた部分もあるのかなと感じました。次回持ち越しといったところです。

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 山本ダンテ外野手は182センチのハーフの大型外野手。身体能力の高さ、特にパワーを評価され4番起用されていました。ヒットは単打のみとパワーを見ることは出来ませんでしたが、積極的に盗塁を仕掛け足の速さをアピールしていました。それと扇風機タイプと思っていましたが、意外と球を見るタイプのようです。

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 根尾内野手大阪桐蔭で1年からショート起用されるスター候補。打撃はとにかくフルスイングでした。全打席フルスイングと見事なものでしたが打ち損じも多く、守備負担の大きいショートで体に負荷のかかるフルスイングは怖いですね。柔らかいケースバッティングをアピールしてほしいところです。

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 宇部鴻城からは嶋谷内野手。右投げ右打ちの攻守揃ったショートとして期待されていましたが、内容は4打数ノーヒット失策有りと散々な内容でした。足もあまり速くなくアピールとはなりませんでした。

 

第二試合【履正社1-0呉】

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 この試合は呉の守備が光った試合でした。特にセカンドの奥田選手の守備は安定しながらも難しい打球判断やバウンドを処理していて、現状ドラフトは厳しいですが大学進学後ぜひ4年後に名前を見たい存在でした。

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 それで問題のドラフト候補ですが、まずは竹田投手ですが今回は完封勝利。縦のスライダーで凡打、ストレートで見逃し三振と制球のよさを魅せていました。

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 安田内野手については、打撃のよさがなかなか見れません。特に左投手の変化球に翻弄されている場面が多いです。

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 若林外野手は第一打席に詰まりながらも振りぬいて唯一得点となる二塁打。ただ安田・若林選手ともにスラッガーらしいところをまだ見れていません。安田選手はスラッガー候補としてドラフト指名は間違いないでしょうが、若林選手は暗雲たちこめています。

 

第三試合【盛岡大附5-1智弁学園

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 智弁学園より松本投手。今回はコーナーぎりぎりのストレートで見逃し三振を奪っていましたが、そのストレートが高めに浮きそれを左打者に引っ張られ痛打されていました。ストレートの頻度が多い投手なので、ストレートを狙い打ちされてしまっています。いいフォークやスライダーを持っているので、もっと変化球で空振りを奪えるようになり投球の幅が広がると大きな選手になると思います。

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 一方の太田内野手と福元外野手についてですが、ヒットこそあれど褒められる打撃内容ではありませんでした。盛岡の三浦投手に変化球で手玉に取られていました。あれ、今年の高卒ショート不安になってきたぞ・・・?