読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2016年ドラフト指名選手の巨人における展望と起用  松澤 裕介 育成ドラフト8位 独立リーグ外野手

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【松澤選手の紹介】

 181センチ85キロ。左投げ左打ちの外野手であり、フルスイングから繰り出す長打と強肩を武器とするスラッガータイプ。15年に巨人より育成3位指名を受けるも怪我の発覚により入団を辞退。その後手術を受けるも16年の成績は落ち込み、多くのドラフトファンが「これでは指名は厳しいだろう・・・」と思いきやまさかの育成8位指名。最終指名ながらも指名を獲得し、巨人の粋な指名と評価する声もありませいた。

 【支配下への課題】

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 3位→8位指名と指名順位が落ちたことを考えると、首脳陣も怪我の影響は大きいと判断しており、特に長打力が落ち込んでおり.435→.338と約1割ほど成績が落ちています。長打力が武器の選手としては致命的であり、打率の回復が目下の課題となります。今のところ3軍は3試合行われていますが、内容は8打数1安打1死四球と十分とはいえません。長打力を買われての指名であるため、打撃で結果を残せなければ支配下はまずありえません。

 また大卒→独立リーグ経由のため大卒社会人と同じ24歳。すでに若手ともいえず残された時間はそう長くないでしょう。2年以内に3軍から上がれず、上がれても2軍で打率3割台もしくは長打率3割後半を継続できなければ戦力外の可能性もあります。