読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2016年ドラフト指名選手の巨人における展望と起用  大江竜聖 ドラフト6位 高卒左腕投手

 

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巨人のドラフト6位・大江竜聖投手(17)=二松学舎大付高=が16日、都内のホテルで仮契約を結んだ。契約金3000万円、年俸480万円。最速149キロ左腕は男手ひとつで育ててくれた父・広志さん(54)に「本当に感謝している。(契約金で)焼き肉でもいけたら。(将来は)一緒に米国に旅行して、メジャーの試合を見たい」と恩返しを約束した。

 この日の仮契約には父も同席。広志さんは、大江が小学3年からプレーしていた「イーグルス座間」では監督も務め、今夏の東東京大会準決勝で敗退した際には甲子園に行けなかった悔しさのあまり大泣きすることもあった。まな息子の約束に「1軍で投げることが一番のプレゼントになる。早く大きな声で応援したい」と心待ちにした。

 「開幕1軍」と目標を記した大江。「64」に決まった背番号も「この番号に満足せず、もっと上を目指して行きたい」と夢をふくらませていた。

【巨人】ドラ6・大江、男手ひとつで育ててくれた父に感謝…契約金で「焼肉行けたら」 : スポーツ報知

 

 【大江選手の紹介】

 身長173センチと小柄ながらも最速149キロのストレート、スライダー・フォーク・カーブを武器とするパワー型左腕。

 日ハム1位指名で入団した広島新庄の堀選手と投げあったことで有名となりました。 しかしドラフト指名において高卒左腕というのは敬遠されがちであり、現在様々な球団で先発ローテに加わっている左腕投手は大半が大卒・社会人の即戦力左腕であり、高卒左腕というのは大成しないとされ敬遠されます。さらに低身長というのは先発投手としては致命的な弱点であり、身長がない分球に力を入れるのに余計に体力を使うため、高卒左腕+低身長という二重のマイナス要素が下位指名に繋がりました。

 

 【1軍スタメンへの課題】

 低身長ながらパワーがあることや、スライダーだけでなくフォークももっているため左腕中継ぎとしての適正を感じましたが、スカウト曰く先発としてみているようです。先発となると、三振を取る変化球だけでなく打ち損じさせる、右打者に対して有効な変化がもほしいためシュート・チェンジアップは欲しい所です。