読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

巨人育成選手の特徴と課題   青山 誠選手  外野手

 世間では大田・公文⇔吉川・石川選手のトレードが発表されましたが、その内容については他の記事やブログでたくさん語られていると思うので、ここでは巨人の育成選手について語りたいと思います

 前々から記事製作のために巨人選手のデータを集めていたときに感じていたのが「育成選手の情報すくねえ!!」でした。

 支配下選手であれば公式サイトに成績があったり、1軍登板もあるため動画が残っているのですが、育成選手となるとそのあたりの情報が少ない。特に3軍出場のみの選手は情報がほとんどありません。

 そこで現在の巨人育成選手の特徴、または支配下への課題を紹介する記事を挙げていきたいと思います。

  【青山選手の紹介】

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 今回紹介するのは外野手の青山誠選手。185センチの長身に大学4年に1番で3割の打率を残し、俊足強肩の外野手として13年に巨人から育成一位指名を受け入団。

 入団後2軍戦で4割の打率を残し、支配下へ順風満帆な道を歩んでいるように思われましたが、10日の独立リーグとの試合で守備中にフェンスに激突。救急車で運ばれ、四頭筋筋断裂の大怪我となりました。その後15年は2軍登板はなし。16年は新設された3軍でのスタメンがほとんどとなりました。

 ただし16年の中盤から打率を残すためヒット狙いの打撃としていたのを、長打が増えれば右の長打外野手として使ってもらえる機会が増えると考え長打メインにシフトチェンジ。9月には2試合3HRを放ち2軍昇格となりました。

   【支配下への課題】

 支配下への課題はやはり打撃面で結果を残すことです。強肩ではあるものの守備には課題を持っており、大学時代にも守備面からスタメンをはずされた経験があります。

 また俊足ではありますがあまり盗塁はしておらず、外野手として支配下を狙うならば、やはり打撃で成績を残せないことには話しになりません。

 16年の2軍成績は16打数3安打三振4打率.188と結果を残せているといえません。

 大卒選手であり今年で25歳。そろそろ中堅選手に足を踏み入れてしまうことを考えると、あと1~2年で成績を残せないと厳しいところがあるかもしれません。