読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

第3回【最終】2016年読売ジャイアンツドラフト指名予想【育成1~4位】

 

 

 

okimono.hatenadiary.jp

 

 

okimono.hatenadiary.jp

 はい、さすがに1~7位一挙は読みづらいということで、2回に分けることにしました。その分選手一人ひとりの情報を増やしたいと思います

 

【育成1位指名予想①】浜元航輝 神奈川大学 ライト・センター

f:id:okimono:20161012223329j:plain

  振り切るスイングと俊足を武器とする左の中距離バッター。また高い送球精度を誇り、守備の評価も高い。通算打率は.280台に対し長打率は.370台、大学通算HRは0本とパワーに物足りなさがあるため支配下指名の可能性は低い。しかし全国大会では30打数14安打、2HRと結果を残している。大学代表に選ばれているが1打数無安打1四死球となっている。

 

【育成1位指名予想②】堀岡隼人 青森山田高校 投手

f:id:okimono:20161012224606j:plain

 182センチの長身から最速144キロのストレートと3種の変化球を武器とする先発右腕。制球に課題があり、被安打率も7点台と実績も少なくフォームも安定しておらず、支配下指名の可能性は低い。

 2・3軍で先発数が足りない中で先発候補となる投手は補強ポイントであり、育成指名で獲得する可能性のある選手である

【育成2位指名候補①】眞野 聖也選手 名古屋経済大 投手

f:id:okimono:20161014202444j:plain

 左腕即戦力として同チームの中尾選手が注目されているが、右の先発をこなすのがこの眞野 聖也選手。最速140キロ台のストレートとスライダー・カーブなどの変化球を武器とする。しかし今年の投手豊作の中ではスケールダウンが否めないが、制球を武器とし3年以降は完投も遂げている

【育成2位指名候補②】東郷 太亮選手 神戸国際大附属 投手

 

f:id:okimono:20160823223833j:plain

 

182センチ最速143キロのストレートを放つ長身左腕。変化球はスライダー・カーブのみと乏しいところがあり実績も少なく制球に課題を持つ。制球 に課題を持つ高卒左腕というのはなかなか大成しないため敬遠されがちだが、その素材を評価するスカウトもの声もあり、左腕の不足する巨人としても注目したい存在である

【育成3位指名候補①】水上 由伸選手 サード・レフと 帝京高校

f:id:okimono:20161014204727j:plain

 高校では投手兼サードをこなした選手。最速145キロのストレートとスライダーやカーブを武器とし、打者としては投手の強肩を活かしサード・レフトをつとめた。父親が巨人ファンで高橋監督から名づけたほどであり、水上選手自身も「順位にはこだわらない」と明言しており、巨人も調査書を出している。しかし本人は野手としてプロ入りを目指しており、投手実績に比べると野手実績は心もとないため、育成指名候補となっている。

 

【育成3位指名候補②】山川 和大選手選手 兵庫ブルーサンダース 投手

f:id:okimono:20160919232628j:plain

 身長は168センチと小柄ながらも最速152キロのストレートを放つ馬力を持った投手。決め球の変化球はスライダーのみと即戦力とはいいがたいが、救援をつとめる山川選手は中継ぎの整備が求められる巨人にとっても欲しい存在であり、巨人スカウトも楽天の美馬のようだ」と評価している。しかし身長の低さから先発として育てるということが難しく、起用の幅が制限されるため3位での指名となっている

【育成4位指名候補①】松澤 祐介選手 香川オリーブガイナーズ 外野手

f:id:okimono:20160921215303j:plain

 前回とかわらず2位指名。2015年ドラフトで巨人が育成3位指名をするも、関節靭帯損傷の治療に時間を要するため指名を辞退している。今年の巨人3軍戦でもスタメンで出場し、8打数4安打と結果を残している。現状巨人で固定できていないセンターをポジションとし、打撃力を誇る左の外野手となる。

 しかし怪我後は成績が下降気味であり、怪我の影響か打率は.250台まで落ち込んでいる。そのため指名順位は落ちている

 

 

【育成4位指名候補②】安江 嘉純選手 石川ミリオンスターズ 投手

f:id:okimono:20160920232904j:plain

 最速152キロのストレートと4種の変化球を武器とする右腕先発。巨人3軍戦で登板し7回1失点と好投しており、先発先発として期待される。ただし被安打率が8本台と球速や変化球の割りに被安打が多いことが懸念材料である。