読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

今夏から秋に急速に評価をあげている 大卒左腕  名古屋経済大 中尾 輝

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146キロ、制球も威力も十分

 愛知大学野球2部リーグは10日、愛知県豊田市の愛工大グラウンドなどで2回戦6試合が行われた。名経大は愛工大に1-3で敗れたが、プロ注目の148キロ左腕・中尾輝投手が8球団11人のスカウトの前で11奪三振と好投した。また、今季初登板の愛工大・近藤凌太投手(4年・日本航空)も146キロを計測するなどアピールした。

 敗れたものの、能力の高さを見せつけた。名経大の中尾は3回の3失点を悔やんだが、「4回以降は楽にストライクを取れた。内角の真っすぐには自信がある」。4連続を含む11三振を奪って完投した。収穫はあった。

 右打者の内角に食い込む直球を軸にスライダーやシュート、チェンジアップを投げ分ける。直球は巨人のスピードガンで146キロを計測。制球も威力も十分だった。

 10球団が集結した2日の開幕戦で自己最速の148キロをマーク。この日も愛工大の150キロ右腕・近藤との投げ合いとあって、8球団のスカウトがネット裏に陣取った。

 巨人・藤本スカウトは「左腕でコントロールもいいし、どの球種でも腕を振れる。ことしの左投手では全国的に見ても上の方」と高評価。3人態勢で視察したソフトバンク・永山チーフスカウトは「けん制やクイックなど課題もあるが、もう少し力が付いてくれば面白い」と期待を込めた。

 「注目を力に変えている」と中尾。中日・大野にあこがれる左腕が、名経大初のプロ野球選手になる可能性は十分にある。

愛知大学野球2部リーグ 中尾 圧巻の11K スカウト注目の名経大左腕|大学関連ニュース|中日進学ナビ|中日新聞

【中尾選手の評価】

 今季ドラフトは即戦力左腕が不作の年。その中で夏~秋に急速に評価をあげているのがこの中尾選手です。

 常時140キロの直球とスライダーを武器とし、カット・シュート・チェンジアップなども投げ込む。右打者へのクロスファイアを評価するスカウトもあり、1年目から戦力になるとの声もある。下半身強化でストレートの球速が上がっており、選手としての伸びしろも期待されます。

 当初は6~8位の下位指名候補でしたが、常時140キロ出せるようになったことでその評価を大きくあげ、現状では3~5位候補となっています。しかし来年は即戦力左腕の豊作年であり、上位指名枠を使ってまでも指名するには後一つ強力な武器が欲しいところであり、4位でとれれば勝ちといったところです。