前回は支配下指名候補を1~8位まで挙げました。今回は育成指名候補を挙げたいと思います。2016年の育成指名については2・3軍のメンバー整備のために5~7人の指名が予想されます。そのため育成指名候補は6人を挙げたいと思います。ただし4~6位に関しては各順位1名としたいと思います
【育成1位指名候補①】天本 昴佑選手 秀岳館高校 外野手
甲子園打率4割を超えるスイングスピードに特化した中距離バッター。右投げ右打ちの外野手であるため本来であれば支配下にのってくる選手であるが、ポジションがレフトとファーストであることや、足も速くないことから支配下下位もしくは育成まで残ることが予想される。現在の巨人にとって外野の若返りは最優先課題であり、打撃型の選手としてとっておきたい存在である。
【育成1位指名候補①】久保田昌也選手 国学院大学 外野手
強肩を誇る左の外野手。打撃力が売りであるが大学通算打率.260台、長打率も4割未満であり、大学通算も4本と結果を出せていない。スカウトの評価も覚醒を期待するコメントがあり、プロとして大成するには一皮剥けなければならないことが述べられている。そのため育成での指名予想となっている
【育成2位指名候補①】東郷 太亮選手 神戸国際大附属 投手
182センチ最速143キロのストレートを放つ長身左腕。変化球はスライダー・カーブのみと乏しいところがあり実績も少なく制球に課題を持つ。制球 に課題を持つ高卒左腕というのはなかなか大成しないため敬遠されがちだが、その素材を評価するスカウトもの声もあり、左腕の不足する巨人としても注目した い存在である
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【育成2位指名候補②】松澤 祐介 香川オリーブガイナーズ 外野手
2015年ドラフトで巨人が育成3位指名をするも、関節靭帯損傷の治療に時間を要するため指名を辞退している。今年の巨人3軍戦でもスタメンで出場し、8打数4安打と結果を残している。現状巨人で固定できていないセンターをポジションとし、打撃力を誇る左の外野手となる。
【育成3位指名候補①】弓削 隼人選手 日本大学 投手
192センチから最速144キロのストレートを武器とする大卒左腕。実績に乏しく先発経験も少ないため即戦力とは言い難く、戦力となるにも時間がかかる選手となる。しかしその素材の高さや現状中継ぎ左腕が不足していること。そして日本大学が巨人とスポンサー契約を結んでいるという関係から育成指名の可能性がありうる
【育成3位指名候補②】山川 和大選手 兵庫ブルーサンダーズ 投手
身長は168センチと小柄ながらも最速152キロのストレートを放つ馬力を持った投手。決め球の変化球はスライダーのみと即戦力とはいいがたいが、救援をつとめる山川選手は中継ぎの整備が求められる巨人にとっても欲しい存在であり、巨人スカウトも「楽天の美馬のようだ」と評価している。しかし身長の低さから先発として育てるということが難しく、起用の幅が制限されるため3位での指名となっている
【育成4位指名候補①】橋本 和樹選手 龍谷大平安高校 ファースト
打撃力を売りとする高卒ファースト。パワーはあるがミート力に欠け、足が遅い。また全国大会では結果を残せていない。しかし巨人スカウトがその打撃力を評価しており、内野手に長打を打てるバッターが少ない巨人にとって指名の可能性がある選手である。しかし現状ポジションがファーストであることや、打撃力で結果を残せていないため育成指名となっている
【育成5位指名候補】タイシンガー・ブランドン大河 石川高校 投手兼ショート
堤GMが視察を行った沖縄県予選大会で注目を集めた選手。高い身体能力を誇り高校通算18発を誇る長距離打者。しかし実績が少なく投手、野手ともに未完成 であるため育成指名となっている。しかし内野の固定が出来ていない巨人にとって若い内野手は確保対象であり、巨人が比較的指名の多い沖縄枠でもある
【育成6位指名候補】安江 嘉純 石川ミリオンスターズ 投手
最速152キロのストレートと4種の変化球を武器とする右腕先発。巨人3軍戦で登板し7回1失点と好投しており、先発候補として期待される。ただし被安打率が8本台と球速や変化球の割りに被安打が多いことが懸念材料である。
以上をもって育成指名候補を終わります。やっぱり育成指名を作るのが一番時間がかかってます。いや、うん。ほんと疲れた・・・