読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

総合力の高い即戦力高卒投手、山本由伸投手

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 最速151キロを誇る都城(宮崎)の今秋ドラフト候補右腕・山本由伸(3年)が、7回2/3を投げて11奪三振3安打1失点(自責0)で初戦突破。直球は149キロをマークし、巨人・山下スカウト部長ら12球団スカウトの熱視線を浴びた。「とにかく勝てるように投げました。後半は点差があったので、テンポよく投げられたと思います」。自己最速は2年夏にマークした151キロ。この日の球場表示では147キロが最速だったが、巨人のスカウトのスピードガンでは149キロを計測した。

 ネット裏には12球団25人のスカウトが集結。巨人・山下スカウト部長が「スピードとキレが魅力。総合的に高く評価できるし、3位までには消える」と絶賛すれば、ヤクルト・小川SDは「球種が豊富で、投げることに関して器用な印象。高校生として完成度は高い」と目を細めた。

 【山本投手の評価】

 177センチの右腕、比較的プロの中では平均的な身長ですが彼の魅力はその総合力の高さです。150キロ越えのストレートと、スライダー(2種)・シンカー・カーブ・ツーシームカットボールチェンジアップと6種の変化球を用い、高卒でありながら即戦力も期待できる選手。巨人も上位指名候補にあげており、3位までには消える存在と評価しています。

 しかし総合力の高さのある投手の怖いところは、そこからどう発展するかです。課題が無い選手というのは、逆をいえばそれ以上の進化をするのが非常に難しい選手です。

 また九州の高校であるためソフトバンクが地元枠として注目しており、2~3位辺りで指名してくる可能性があります。現在1位のソフトバンクは3順目で指名の場合、12球団中2番目の指名となるため、ソフトバンクが2位で浜地投手を取るかどうかにかかってきます。福岡の高校である浜地投手はメンツにかけても指名してくるでしょう。そのため2位で浜地選手をとらない場合、3位指名が濃厚となり、そうなれば次の指名は現在セリーグ2位の巨人であり、3位指名ができます。つまりソフトバンクの戦略次第です