読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

角度のある振り下ろすストレートで押していくパワースタイル 創価大 森畑 侑大選手 大卒右腕投手

<東京新大学野球1部:創価大10-0東京学芸大>◇第1週第2日◇7日◇大田スタジアム 創価大が前日に続けて連勝し勝ち点1とした。 先発の森畑侑大投手(3年=創価)が好投した。この日最速146キロのストレートと「自信がある」というフォークを使い5回4安打無失点…

精度のよいスライダー・カーブが武器 東海大 岩本 真之介選手 大卒左腕投手

<首都大学野球:東海大1-0武蔵大>◇第7週第2日◇15日◇等々力 東海大が投手戦を制し、2季連続75度目の優勝に王手をかけた。勝ち点を獲得した方が優勝となる武蔵大との最終カードで、先勝した。 先発の最速145キロ左腕・岩本真之介投手(2年=市和歌山)が、9…

素材を評価され就職からプロ入りを目指す長身右腕 城西大 阿部 克哉選手 大卒右腕投手

部員20名だった高校から100名を超える城西大へ。環境が変わり「入った当時は大学のレベルの高さを感じていたので、試合には出られそうにないなと思っていました」という。 加えて、2年生までは度重なるケガに悩まされた。そこでトレーニングの後にしっかりと…

中学時代から50本塁打放ったパワーが武器 大阪桐蔭 ラマル ギービン ラタナヤケ選手 高卒右内野手

◆第105回全国高校野球選手権記念大阪大会 ▽2回戦 大阪桐蔭8―1早稲田摂陵=8回コールド=(19日・万博記念公園野球場) 大阪桐蔭の2年生4番が夏デビュー戦で存在感を示した。6回先頭で迎えた第3打席、スリランカ出身の両親を持つラマル・ギービ…

ランニングホームランも記録した快速バッター 大阪桐蔭 境 亮陽選手 高卒左外野手

◆第96回センバツ高校野球大会第8日 ▽2回戦 大阪桐蔭4―2神村学園(27日・甲子園) 大阪桐蔭の1番・境亮陽右翼手が2―1の5回、ランニング本塁打を放った。変化球をとらえた飛球は右翼後方へ。「最初はちょっと打球を見た」というが、すぐに、飛ばな…

ダイナミックなスイングでライト方向に飛ばせるスラッガー 阿南光 福田 修盛選手 高卒左外野手

息子もまた父と同じように甲子園の三塁ベースをめがけてヘッドスライディングした。そして黒土にユニホームを汚した。 高崎健康福祉大高崎(群馬)の初優勝で幕を閉じた2024年のセンバツ。31試合の中で、特に印象に残ったシーンがあった。阿南光(徳島)の福…

TJ手術を経験し支配下復帰を目指す巨人・伊藤優輔選手。復活後の姿と1軍を目指すうえでの課題は

巨人の伊藤優輔投手が18日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、100万円減の年俸700万円(金額は推定)でサインした。 伊藤は三菱パワーから20年ドラフト4位で入団。21年の秋に右肘を痛め、同年11月1日に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術…

守備の良さが光る巧打者 報徳学園 西村 大和選手 高卒左内野手

(28日、第95回記念選抜高校野球大会3回戦 愛知・東邦4―5兵庫・報徳学園) 同点で迎えたタイブレークの十回裏、報徳学園の攻撃。犠打が決まり、辻田剛暉選手(3年)が申告敬遠で1死満塁。西村大和選手(2年)は辻田選手から「おまえが決めろよ」と声をかけら…

パンチ力と俊足を備えた巧打者 神村学園 正林 輝大選手 高卒左外野手

野球の「U―18日本代表候補選手強化合宿」が5日、奈良県内で行われ、神村学園(鹿児島)の左打ちスラッガー、正林輝大(しょうばやし・こうだい)外野手(3年)が紅白戦で、英明(香川)の左腕、百々(どど)愛輝外野手兼投手(3年)から右越えに本塁打…

ストレートの伸びが魅力の素材右腕 青森山田 関 浩一郎選手 高卒右腕投手

<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝 青森山田が中央学院(千葉)に2-5で敗れ、春夏通じて初の4強入りを逃した。先発した桜田朔投手(3年)が4回途中5失点と試合をつくれず。初回、先頭打者に四球を与え、2回には自身の暴投や連打な…

握力80キロ越えのパワーヒッター 青森山田 吉川 勇大選手 高卒右内野手

◆第96回センバツ高校野球大会第4日 ▽1回戦 青森山田4x―3京都国際(21日・甲子園) 青森山田が京都国際にサヨナラ勝ちし、春3度目の出場で初勝利を挙げた。打者2人が新基準バット導入後、初めて甲子園で木製バットを使用。その1人、5番の吉川勇…

ブレーキのきいたカーブが武器 青森山田 櫻田 朔選手 高卒右腕投手

<青森山田 センバツ1勝、その先の日本一へ> 中学1年の夏に憧れた星稜(石川)のエースへと近づく。「青森山田 センバツ1勝、その先の日本一へ」第2回は昨秋の東北大会決勝で同県のライバル・八戸学院光星を相手にノーヒットノーランを達成した桜田朔投手(…

外に投げ分ける変化球が魅力 京都国際 中崎 琉生選手 高卒左腕投手

2年前に先輩たちが立てなかった舞台で京都国際ナインが全力を出し切った。東北王者・青森山田を相手に8回に2点差を追い付く粘り。9回1死三塁から痛恨のサヨナラ打を浴びたエース左腕で主将の中崎琉生は、夏のリベンジを誓った。 「自分が打たれて負けたのは…

鋭く落ちるカットを得意とする右腕投手 常総学院 小林 芯汰選手 高卒右腕投手

◆第96回センバツ高校野球大会第6日 ▽1回戦 常総学院1―0日本航空石川(25日・甲子園) 常総学院のエース・小林芯汰投手(3年)が散発5安打9奪三振の快投で今大会2人目の完封勝利をマークした。1点リードの9回は1死一、三塁のピンチを背負った…

岩瀬選手を彷彿とさせる魔球スライダーが武器 創志学園 山口 瑛太選手 高卒左腕投手

<センバツ高校野球:創志学園7-0別海>◇20日◇1回戦 甲子園を春夏4度制した門馬敬治監督(54)が、聖地に帰ってきた。2021年の東海大相模(神奈川)監督退任後、翌年8月の創志学園(岡山)監督就任以来、初の甲子園。ユニホームは変われど「アグレッシブ・…

高水準のスライダーとフォークを持ち合わせる総合力右腕 阿南光 吉岡 暖選手 高卒右腕投手

◆第96回センバツ高校野球大会第2日 ▽1回戦 阿南光11―4豊川(19日・甲子園) 阿南光(徳島)が、昨秋の明治神宮大会4強の豊川(愛知)を破り、新野として出場した1992年以来、32年ぶりの勝利を挙げた。プロ注目右腕の吉岡暖(3年)が、今春…

2軍で4番サードで起用されるフリマン・ティマ選手。魅力と今後の課題は

◆イースタン・リーグ 巨人2―3楽天(17日・ジャイアンツ球場) 巨人2軍は楽天2軍に競り負けた。今季のイースタン初勝利はお預けになった。 1軍の開幕ローテに内定している高橋礼が先発した。初回は2三振を奪う好スタート。しかし、2回に1死三塁から…

巨人の若林晃弘内野手(30)と日本ハム郡拓也捕手のトレードが成立。郡選手の巨人での立ち位置は。ドラフトへの影響は

巨人の若林晃弘内野手(30)と日本ハム郡拓也捕手(25)の1対1のトレードが11日、両球団で合意に達した。 若林は内外野どこでも守れるスイッチヒッター。郡は本職の捕手だけでなく一塁、二塁、三塁に加えて俊足を生かして外野も守れる超ユーティリテ…

京本真投手と中田歩夢内野手の支配下契約を発表。2選手の今後の起用方針は?

巨人は6日、育成選手の京本真投手(20)と中田歩夢内野手(19)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は京本が「99」で、中田が「95」。 京本は、21年育成ドラフト7位で大分・明豊高から入団した189センチ右腕。今キャンプでは2軍ス…

阿部監督が見据える先発7人ローテ、日替わり勝ちパターンは可能なのか

開幕投手は戸郷。先発陣は菅野、山崎伊、赤星、高橋礼、西舘、グリフィン、メンデスらが候補になる。投手陣最年長(34歳)の菅野を、フレッシュな状態で送り出す考えも温めている。 「先発ローテは7枚(7人制)でもいいかなと思っている。例えば菅野を投…

2月11日巨人紅白戦振り返り 目立った選手について

2月11日に1軍対2軍の初実戦の紅白戦が行われ、23年ドラフト組の西舘・佐々木・泉口・又木選手に加え、トレード組の泉・高橋礼選手が出場した注目の試合となりました。 今回はその中で目立った選手について触れていきます。ちなみに内容はよくも悪くも…

巨人の投手陣が今オフに新たに取り組んでいる内容特集

シーズンオフといえば、選手たちが新たな取り組みに着手するシーズン。今回は巨人の投手がどのような課題に取り組んでいるかを特集していきます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 【支配下左腕】 【①:高梨 雄平選手】フォークの習得と…

巨人が2024年春季キャンプメンバーを発表。23年支配下ドラフト組は全員1軍に

巨人は20日、春季キャンプのメンバー振り分けを発表した。(数字は背番号) 〈一軍〉 【投手】15大勢、17西舘勇陽、18菅野智之、19山﨑伊織、20戸郷翔征、28高橋礼、29グリフィン、30近藤大亮、31赤星優志、33ケラー、36馬場皐輔、…

読売ジャイアンツ、2024年に支配下昇格の可能性がある育成選手について【野手編】

現在の巨人の支配下枠は62名。外国人選手で野手2名、投手1名を獲得することを踏まえても、育成指名に参加するための65名に足りていないことから、育成選手の支配下昇格の可能性が高くなっています。 今回は2024年に支配下昇格の可能性がある育成選…

2023年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  育成3位指名 愛媛マンダリンパイレーツ 宇都宮葵星選手 独立リーグ右内野手

巨人から育成3位指名を受けた四国IL・愛媛の宇都宮葵星(きさら)内野手が29日、愛媛・松山市内の同球団事務所で榑松スカウト部次長、岸スカウトから指名あいさつを受けた。宇都宮は「すごくうれしい。小さい時からジャイアンツのユニホームでプレーす…

2023年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  4位指名 NTT西日本 泉口友汰選手 社会人左内野手

巨人4位指名のNTT西日本・泉口友汰内野手(24)が大阪市内の同社で指名あいさつを受けた。 球団からは水野スカウト部長、榑松スカウト次長、桜井担当スカウトの3名が出席。泉口はやや緊張した表情で「指名されてから実感がなかったんですけど、すごい方にお…

読売ジャイアンツ、2024年に支配下昇格の可能性がある育成選手について【投手編】

現在の巨人の支配下枠は61名。外国人選手で野手2名、投手1名を獲得することを踏まえても、育成指名に参加するための65名に足りていないことから、育成選手の支配下昇格の可能性が高くなっています。 今回は2024年に支配下昇格の可能性がある育成選…

読売ジャイアンツが2024年にとるべきドラフト候補選手

◇26日 プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD 2023年は大学生投手に有力候補が集中したが、24年は大学生野手がドラフトの中心になりそうだ。 一番の目玉は明大の遊撃手・宗山塁(広陵)。2年時から大学日本代表のスタメンに名を連ね、花も実もある守…

浅野翔吾選手がヘルニアで将来的に長期離脱の可能性も。その場合のセンター・ライト候補は

ヘルニアでリハビリ中の巨人・浅野翔吾外野手(18)が14日、患部の現状を明かした。川崎市のジャイアンツ球場で軽めのキャッチボールを再開しており、「ヘルニアの割には、(予定より)結構早めに動くことができている」と順調な回復ぶりだという。 この…

2023年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  5位指名 日本生命 又木 鉄平選手 解禁済左腕投手

巨人からドラフト5位指名を受けた日本生命・又木鉄平投手(24)が22日、都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸1000万円で仮契約した。背番号は46。最速149キロに多彩な変化球を操る即戦力左腕は「先発をやりたいなと思って…