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読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

17年高卒トップクラスのパワーを誇る大型ファースト 日大三高校 金成麗生選手 高卒内野手

 

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◆春季高校野球東京都大会 ▽準決勝 日大三9―7帝京(23日・神宮第二)

 日大三のプロ注目スラッガー・金成麗生(かなり・れお)一塁手(3年)が23日、春季東京都大会準決勝の帝京戦(神宮第二)で、高校通算23号の先制2ランを含む3安打4打点で、2年ぶりの優勝に王手をかけた。

 2年ぶり19度目の春季関東大会(5月20日開幕・茨城)の出場が決定。27日の神宮でのナイター決勝(18時)では、清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実に、昨秋の都大会決勝で敗れた雪辱を期す。

 193センチ、101キロの「デカプリオ」は初回2死一塁で右越え2ラン。3試合ぶりで、清宮と並ぶ今大会3発に「いい打撃」と胸を張った。5回に右前適時打。7回には右翼線に適時二塁打を運び、プロ3球団のスカウトに猛打を示した。

 昨秋の早実戦は5番で、同点3ランなど4安打5打点と暴れたがチームは逆転サヨナラ負け。「映像を繰り返し見て、心を熱くした」。同じ左打ち一塁手の清宮に対し「自分より上」と認め、「秋までは意識していたけど、気にしない」と心を静めた。春は4番に座り「得点圏で安打を打って、その結果、本塁打がベスト」。センバツ初戦敗退で、さらに自覚が増した。

“清宮ナイター”相手は“デカプリオ日大三” : スポーツ報知

 

【金成選手の紹介】

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 193センチ101キロ左投げ左打ち。

 日米ハーフの高校生で193センチ101キロの超恵体選手。背筋300キロ(19~26歳男性平均145キロ)のパワーを誇り、通算23発の記録を残しています。高校生離れのパワーにはすでに多くのスカウトが注目しています。


金成麗生(日大三高)VS竹田祐(履正社) 対決全打席(2017年3月19日選抜)

 

 【金成選手の課題】

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 パワーこそ規格外でありますが、打撃技術はまだまだ未完成であり、守備もファースト専でありながら課題ありという非常に時間がかかる選手となります。17年春の選抜でも技術不足からゴロを連発していたので、夏までにどこまで打撃技術が向上しているかが注目ポイントです。対応力、打撃センスがないパワーだけの選手と見られてしまえが、指名なしの可能性も出てきます。

 また左投げ左打ちのため守備ポジションも非常に限られるため、ファーストもしくはDH起用しか出来ずなかなか起用が難しい選手ともなります。

 利き手はもはやどうしようもないため、打撃・キャッチング技術の向上で評価を上げるしかないためなかなか厳しい境遇に置かれています。

 

 【指名順位予想】

  現状では7~9位での指名が濃厚。ファースト・DH専であるためセリーグだと獲得が厳しいことに加え、現状素材とパワーのみが評価対象であるため、どうしても下の指名予想となります。

2017年注目の大卒左腕投手ドラフト候補   実績豊富な大型左腕は少ないが、小柄左腕は実績豊富

 今回は2017年の大卒ドラフト左腕投手について、注目選手を紹介したいと思います。

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 17年の代表格の一人が、16年日米大学代表にも選ばれ、出身校からも注目される、東大・宮台康平選手。最速150キロを誇る先発左腕であるが、怪我もちであり連投が出来ないということや、フォーム改造後あまり結果を出せていないことが気がかりです。

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 同じ速球派注目選手は179センチながら最速151キロの亜細亜大・高橋遥人選手。先発実績はまだ少ないながらも、今後実績を積めば1位候補にも挙がる選手です。

 

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打撃評価上昇中の守備型内野手  国学院大 山崎剛  大卒内野手

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東都大学野球第3週第2日 国学院大6-5日大=延長10回=(19日・神宮)

 国学院大は、今秋ドラフト候補の山崎剛二塁手(4年)が5回に一時同点の2号ソロ。延長10回に相手の暴投で勝ち越し点が転がり込み、日大に雪辱した。

 山崎がイチ流の一発を放った。1点を追う5回2死に右越えソロ。イチローマーリンズ)の動画を見て、「打撃練習では誰より本塁打を打つ。強く振らないといけない」と衝撃を受けた。昨季までは「当てにいく打撃」で本塁打ゼロだったが、オフに重さ1キロのマスコットバットを振り開幕戦に続く2本目。「勝手に警戒してくれる」と10回1死二、三塁の打席で、暴投による決勝点が生まれた。DeNA・武居スカウトは「パンチ力がある」と評価した。

 【山崎選手の紹介】

 

 172センチ73キロ右投げ左打ち  日章学園

 守備評価の高い内野手としてドラフト候補に挙がっていた選手の一人。小柄ながらも通算打率3割、出塁率は4割とチャンスメーカーとして早くから結果を残しており、守備でも安定したセカンド守備がスカウトから評価されている。

 一方で長打力については足で稼いだ部分が多く、4年春時点で通算本塁打2本とパワーのアピールがまだまだ足りないところとなります。ただこれまではミート優先の打撃をしてきたそうですが、本塁打も必要ということを考え、パワー打撃を意識するようになり、通算2本は4年春で打ったものとなります。

 

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 【山崎選手の課題】

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 3年生まで本塁打0と長打面でのアピールがまだまだ出来ていないことです。同じように右投げ左打ちの小柄な内野手として、15年に楽天3位指名された171センチの茂木選手が上がりますが、茂木選手は最終年こそ打率を落としたものの、通算10本で3年時は長打率8割という結果を残しており、多くのスカウトがそのパワーと広角に打てる打撃力などを評価しています。そのため早くから上位指名候補に挙がっており、見事3位指名を勝ち取りました。

 そのため典型的な俊足巧打としてスカウトに評価されてしまえば、指名なしの可能性さえ出てきます。あまり肩も強くないためショート・サード起用が難しいこともネックとなり、長打面の評価を上げられるかどうかが指名の鍵となります。

 

 【指名順位予想】

 現状では5~7位の下位指名が濃厚。4年で長打力をアピールできれば3~4位までには挙がる可能性がありますが、小柄であることや弱肩であるため起用が限られることがマイナスとなり、これ以上の上位指名は厳しいと思われます。

 

各ポジションの年齢・成績で見る2017・18年の巨人のドラフト戦略 中継ぎ編

 この記事がどのような趣旨のものかについては過去記事をご覧ください

 

okimono.hatenadiary.jp

 

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今回は中継ぎ編。17年を見る限りすでにカツカツな状態ですが、改めて年齢・成績面で見ていきたいと思います

 

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各ポジションの年齢・成績で見る2017・18年の巨人のドラフト戦略 先発投手編

 広島3連戦長野全スタメンなのを見て今季はBクラス前提で話を進めていこうと思いました。なーにが新化だよ。継投ガバガバすぎて笑えんわ。GMごとさよならだよ

 さて、過去に「巨人が獲得するべき2017年ドラフト候補選手について

という記事を書きましたが、それは各ポジションごとに大まかに触れた程度のものでした。

 今回は各ポジションごと年齢から、2017年・18年巨人がどのようなドラフト戦略をとるべきかを考えたいと思います。

 「成績はともかく年齢はそこまで重視されるものなの?その年の豊作ポジションや目玉選手を中心にドラフト戦略は組まれるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そんな方に下の動画5分辺りからを見ていただきたいと思います

 


完全密着!巨人ドラフト隠し玉1位決定の裏側(坂本勇人)

この動画は坂本選手がどのような経緯で1位指名されたのかを密着した動画。その中で各ポジションごとの平均年齢が挙げられ、特に主力選手が30代中心でありクリーンナップを打てる野手の獲得が急務とされました。このようにポジションごとの年齢・特に1軍主力選手の平均年齢というのはその年の補強方針に大きく影響します。

 そこで今回の記事では左腕先発・左腕中継ぎ・右腕先発・右腕中継ぎ・捕手・セカンド・ショート・サード・ライト・センター・レフトと各ポジションごとの年齢・成績を見ていきポジション最優先補強ポイントと17年・18年ドラフト戦略を考えたいと思います。

【2018年のドラフト選手の傾向とは】

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 2017年は素材型外野手・スラッガー内野手豊作・左腕大卒投手まあまあ豊作・他不作。今年はドラ1候補が少なく、全体的に不作年といわれています。

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 一方の2018年は「大卒投手左右問わず豊作、高卒野手に目玉選手複数。」となっており、代表的な選手としては17年春の選抜で大活躍した報徳学園・小園選手やスイングスピードが武器の早稲田実・野村選手。そして大阪桐蔭のフルスイングショート・根尾選手などがおります。

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 一方大卒投手では左腕なら国際武道大・伊藤選手や早稲田・小島選手。右腕ならば東海大・青島選手や日体大・松本選手など注目株が数多くおり、日本大学代表候補で現4年生より3年生の方が投手で数多く招集されている事実を踏まえても、18年の豊作具合が伺えます。


2016大学野球 日体大・松本航投手10奪三振快投 対九州産業大

 大まかな戦略としては17年に外野手複数、高卒捕手、中継ぎ整備。18年にクリーンナップを担える高卒野手。ローテを守れる大卒投手を確保となります。

 

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14年育成ドラフト1位 篠原選手が支配下決定! 篠原選手以降の支配下候補を振り返る 

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 巨人の育成右腕・篠原慎平投手(26)が支配下登録されることが16日、決まった。今季イースタンリーグでは開幕から9試合に登板し、0勝0敗1セーブ、防御率0・00。1軍の中継ぎの救世主として期待され

昨季のイースタン公式戦で16登板、2勝0敗1セーブ、防御率は1・71。昨秋は力みないフォーム作りに取り組み、昨年11、12月の台湾ウィンターリーグで13イニングで20奪三振を記録し、奪三振王に輝いた。今季オープン戦には2試合に登板し、2回2安打無失点とした。

 ◆篠原 慎平(しのはら・しんぺい)1990年6月13日、愛媛・四国中央市生まれ。26歳。川之江高を中退し、今治精華通信制課程松山校を経て、08年に独立リーグ・四国IL愛媛入り。13年から同・香川でプレー。14年育成ドラフト1位で巨人に入団。186センチ、97キロ。右投左打。

 

 ついに篠原選手が支配化登録決定。14~15年は2軍でも登板機会がなく「なんで1位でとったの?」と言われていた選手でしたが、16年の3軍創設とともに力をつけ8月には2軍で守護神を勤めるようになり、ウインターリーグで評価を大きく上げオープン戦での登板も踏まえて戦力になると考えられたのでしょう。背番号は92番だそうです。

 

 【今後の篠原選手の起用方針】

 現在1軍の中継ぎは

 左:乾・山口・森福・池田

 右:マシソン・カミネロ・高木・宮国

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 谷岡選手が相次ぐ炎上で2軍落ちし、去年守護神だった澤村選手も違和感で復帰未定、左も戸根選手は調子が上がらず2軍でのお試し先発も炎上しています。今季先発調整していた高木・宮国選手を急遽中継ぎ起用しなければならない状態であるため、中継ぎの補強は急務となっており、そこで評価をあげていた篠原選手が支配下となりました。

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 先発も田口選手が制球が悪く球数が増えており不調、内海・吉川選手も炎上しており先発ローテも安定していません。そのため宮国・高木選手を先発に戻し先発ローテを補強する一方で、空いた右の中継ぎを篠原選手がつとめるといったことになるかもしれません。

 

 本来であれば1軍経験のない選手の当初の起用法は負け試合でロングリリーフなどをつとめ結果を出し、そこから勝ちパターンへと上がっていくものですが、篠原選手は1~2イニング登板が多くロングリリーフ経験が非常に少ない選手となります。16年での2軍登板実績も16試合21イニングであるため、やはりロングリリーフが少ないことがわかります。そのためロングリリーフは高木・宮国選手どちらかがつとめ、山口・乾選手がつとめる6回以降のイニング消化が当初の起用になると思われます。

 【今後の支配下候補選手】

 

 投手に関してはすぐに支配下候補に挙がる選手は残念ながらおりません。去年首脳陣から評価を上げた育成選手として成瀬・坂口・篠原・田中選手の4人が上がっていましたが、成瀬選手は持ち前のスペで毎年離脱しているので、まずは1年怪我なく投げきることからだと思います。

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 16年育成ドラフト投手で起用されているのは高井・堀岡選手の二人ですが、高井選手はやはり制球がよくないのか四球が多く、堀岡選手は高卒なため今季は論外。3位の山川選手はまだ起用なしです。

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 田中選手はオープン戦起用されていた宇佐美選手がフリーパスに加え骨折とことごとく期待を裏切っている状態で相対的に評価が上がっており、2軍でも打率43打数12安打打率.279と打撃で結果を残しています。ただ15・16年あわせて21試合しか起用されておらず、中には代打出場もあるため、まずは2軍で実績を積みその上で成績を残していれば支配下候補といぅったところです。

 坂口選手は16年打撃好調でしたが、今季は1軍でまさかのマギー選手が好調。村田選手も貴重な右の代打として起用され、現状1軍起用ができません。おまけに今年は調子が悪く2軍で打率1割台。どうしてしまったのでしょう

 現状支配下枠は篠原選手が支配下されたことで残り2枠です。どうなることか

 

 

最速152キロの速球右腕  鍬原 拓也   中央大    大卒右腕投手

 

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東都大学野球、中大3-0東洋大」(12日、神宮球場

 今秋ドラフト候補右腕・鍬原拓也投手(4年・北陸)が14三振を奪う力投で今季2度目の完封勝利を挙げた。

 MAX151キロを計測した直球に、シンカーもさえて散発の4安打しか許さず。七回無死から5者連続三振を奪うなど、尻上がりに調子を上げた。

 開幕戦に続く完封星。「序盤は腕が振れていなかったので、途中からとにかく腕を振って投げていった。変化球の空振りが多かったので、取れる球で取っていこうと思った」と、快投を振り返った。

 高校時代は公式戦で16奪三振の経験があるが、「14個も取ったのは大学では初めて」。もっとも「球数が多くなるので三振はいらないです。1、2球で打ってほしい」と、苦笑いで本音をもらしていた。

中大のドラフト候補・鍬原、14K完封星/野球/デイリースポーツ online

 【鍬原選手の紹介】

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  175センチ78キロ右投げ右打ち。北陸高卒

 最速152キロ、常時140キロのストレートとシンカーを武器とし、他にもスライダー・カーブ・カットボールを武器とする。

 3年春までは主にリリーフ登板を経験し3年秋から本格的に先発転向。しかし課題のコントロールをなかなか改善できず、3年秋は7試合43イニング登板の中で死四球19という結果となりました。

 4年生春からは東洋大戦において完封を遂げるなど先発として結果を出し始めていますが、日体大戦では9回5死四球とコントロールについてはまだ波があるようです。


中大・鍬原 拓也が見事最終回を抑える 【中大 対 駒大1回戦】

【鍬原選手の課題】

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 課題としては前々からいわれているコントロールの悪さ。東洋大では9回2死四球完封としましたがまだ制球が改善されたとはいえず、今後の登板でもコンスタントに四球を出してしまう場合は即戦力とはみなされず指名順位もおちてしまいます。

 また先発転向からの期間がまだ短いため、リーグを投げきれるスタミナを備えているかどうかが未知数の部分が多く、先発投手として計算できるかどうかがはっきりすれば指名順位も大きく変わる選手になります。

 

【指名順位予想】

 指名順位としては3~4位と予想。最速152キロとシンカーを武器とすることは魅力的ですが、パワータイプでありながら175センチと小柄であることがマイナス材料。最終年度で先発として結果を残し、現状4個台の死四球率を2後半~3前半程度に抑えられれば、2位指名候補にも挙がってきます。